ヴァンガードデッキ構築・対戦考察ブログ

ヴァンガードのデッキ構築や対戦環境に関する考察をします。

番外編 カード使用制限による環境変化の考察

昨日3月1日からのカード使用制限が発表されましたので、予定を変更して環境変化についての考察をしていきたいと思います。

 

 

使用制限のかかったカードについて

 

1枚制限のカード

銀の茨の獣使い ドリアーヌ

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出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

解説:

「銀の茨軸」ペイルムーンでは必須であったこのカードが1枚制限に。

このカードでユニットをソウルに入れることでユニット除去耐性が非常に高くなり、ドロー効果で殴った後の受けもできる潤滑油的カード。

一度乗ったる「ルキエ」を再利用する効果もあったため、再ライドしてまた攻める動きが強力でした。

 

環境への影響:

なるかみやアクフォ、バミューダ△が環境に台頭してきており、大きな大会では「中の上」から「上の下」といった立ち位置でした。

大きなアドバンテージ源を失うので、これからの環境に入ってこれない可能性が高いと思われます。

 

夢幻の風花 シラユキ

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 出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

解説:

サブVとして色々なむらくもの型に入っていたカード。

SBコストは必要ですが回収できるガード札としても使えるほか、シラユキのサーチや回収のサポートカードが環境にいる「HYU-GA」軸のデッキと相性がよく、攻めにも使える汎用性の高いカードとして優秀でした。

 

環境への影響:

「HYU-GA」軸に採用されていたカードではありますが、動きの中核にはそれほど影響は与えていません。が、攻めと守りのガードがデッキから3枚もなくなり、それをサポートしていたガードの枠をどう埋めるのかという問題はあります。環境内での順位は下がるでしょうが、「中の上」くらいには留まれると思います。

 

轟剣竜 アンガーブレーダー

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 出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

解説:

太刀風最強のフィニッシャー。これ以外にライドしたいG3がない。

実際に入賞者のデッキには、これ以外にG3が採用されないほどでした。

手札の続く限り盤面を除去して、連パンにつなげられる能力は強すぎたのでしょう。

 

環境への影響:

1枚ですからね・・・。環境では見なくなるでしょう。

 

2枚制限のカード

妖剣の抹消者 チョウオウ 

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 出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

解説:

なるかみで最速のバインド除去を打てるユニット。

「選ばれないユニット」もこの効果は「列」を選んでいる為、除去できます。

地味に後列カードを前列に引っ張る効果もいやらしい。スタンドする効果も、ヴァンキッシャーのパンプ効果でより使いやすくなりました。

 

環境への影響:

2枚減るくらいじゃ問題なく環境にいると思います。個人的にはチャトゥラが規制かかると思ってました。

 

枚数制限が解除されたカード

カラフル・パストラーレ ソナタ 

甘美なる愛 リーゼロッテ 

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 出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

解説:

カラフル・パストラーレ軸が猛威を振るっていた頃に制限をかけられましたが、

やっと解除。どちらも展開力を支えるカードなので、既存のデッキが再度輝きそうです。

 

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能力変更のあるカード

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 出典:https://cf-vanguard.com/cardlist/

 

変更点(赤文字

【自】【(V)】:登場時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),手札を1枚捨てる]ことで、2枚引く。
【自】【(V)】:アタックしたバトル終了時、【コスト】[手札を2枚捨てる]ことで、「リヴィエール」を含むあなたの手札を1枚まで【スタンド】でライドし、そのターン中、そのユニットのドライブ-1。この能力は同名カードも含めて各ターン1回まで使える。

 

解説:

バミューダ△の中でも飛びぬけて、強力な軸でした。2枚目3枚目のリヴィエールもサーチと回収がしやすく、最大4回疑似Vスタンドして殴ってくるのは脅威でした。

 

環境への影響:

バミューダ△で組める軸全体のパワーバランスを整える調整がされました。リヴィエールもまだ続投できるでしょうし、それ以外の軸も大会シーンで見られるようになると思います。

 

 

 

まとめ

たちかぜ」、「ペイルムーン」は環境からの使用率が大きく下がると思います。

逆に色んな意味で活躍が読めないのは「むらくも」と「バミューダ」ですかね。

なるかみ」はまだ現役で環境に居座ると思います。

あと気になるのは、後攻サポートルールである「クイックシールドチケット」の影響出ようか。コロナウィルスの影響で、どこの店舗も公認・非公認含めて大会を自粛しているところが多く、試す機会が少ないのが悲しいですね。

 

皆様もお出かけや、友人とカードゲームされる際はマスクなどで衛生面に気を付けてくださいね。今回もありがとうございました。